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2014年11月のアーカイブ

ながしず番屋2 ルーバー取り付け改修工事完了!

宮城県南三陸町戸倉長清水(ながしず)に建設をした「ながしず番屋2」のルーバー取り付け改修工事が無事完了しました。
宮城大学の学生と地域の皆さんとの共同作業で、2014年11月8日に番屋の南面、西面に木製ルーバーを取り付けました。

沿岸部の防潮堤工事の着工が待たれる中、海岸近くで人の集まる快適な場所を作るために始めた「ながしず番屋2」建設工事も、ようやく一区切りです。

お力添えいただいた皆様、ありがとうございました。

改修工事を手伝ってくださった地元の皆様、ありがとうございました。


改修工事が完了し、喜ぶ学生達。


完成したルーバー。

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宮城大学大和キャンパス亀倉ギャラリーにて、ロンドンメトロポリタン大学 ディプロマ ユニット 10 のピンナップレビューを開催します

11月4日より来日し、東松島、石巻を中心にロンドンメトロポリタン大学のディプロマ ユニット 10(大学院設計演習授業)のプレゼンテーションを、宮城大学大和キャンパス亀倉ギャラリーにて開催します。

ロンドンの著名なデザイン系大学の学生さんが、被災地である東松島、石巻でフィールドワークを行い、多様なドローイングを制作してデザインにむけた調査、考察をおこなった成果を展示(ピンナップ)して発表を行います。
外国のデザイン系教育機関でのデザインサーベイの実践を目の当たりにすることのできる貴重な機会です。
海外のプログラムに参加した学生さん、これから参加する、あるいは参加したいと思っている学生さんにも是非、聴講していただけたらと思います。

授業と重なっている学生さんもいらっしゃるかと思いますが、時間の合うタイミングで結構ですので、プレゼンの現場を体験して多くを学んでいただければと思います。

Diploma Unit 10 2014_15
CASS faculty of art architecture & design
london metropolitan university
Signy Svalastoga
Jonathan Cook
Edward Simpson

日時:11/13(木)13:00~18:00頃を予定
場所:宮城大学大和キャンパス亀倉ギャラリー
発表者:ロンドンメトロポリタン大学 CASS 建築デザインコース の学生20名

プレゼン終了後、市内にてロンドンからの学生さん、先生との食事会を予定しています。
国際交流に興味のある学生さん、海外の大学に関心のある方で参加を希望する方があれば是非お声掛けください。

仙台市内で開催されていた ARK NOVAでの能を鑑賞。観賞後に楽器に実際に触れるワークショップに参加するロンドンメトロポリタン大学の学生達。日本の伝統文化に触れる貴重な体験をしています。

11/6に石巻、女川、東松島を視察するツアーを行いました。震災から3年8ヶ月の被災地を訪ね、スケッチブックにドローイングを描いてサーベイを行っています。

フィールドワークを行う東松島市内の滞在先ホテルで開催されたピンナップレビューの様子。宮城大学講師の堀井義博先生もゲストクリティックとして参加。このようなドローイングの制作とピンナップレビューを繰り返し、1年かけてプロジェクトの磨きをかけて行きます。

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アメリカ ロサンゼルスで開催中の「Groundswell:Guerilla Architecture In Response To The Great East Japan Earthquake」展に「ながしずてぬぐい」が展示

アメリカ、ロサンゼルスのMAK Centerにて開催中の「Groundswell: Guerilla Architecture In Response To The Great East Japan Earthquake」展に「ながしずてぬぐい」が展示されてます。

MAK Center はロサンゼルスのウェストハリウッド、閑静な住宅街にある建築家 ルドルフ•シンドラー(1887-1953)が設計した自邸であるシンドラー邸(1922)を活用したアメリカでも有数な建築専門のギャラリーです。

「Groundswell: Guerilla Architecture In Response To The Great East Japan Earthquake」展は、UCLAの建築都市デザイン学科の阿部仁史学科長とMAKセンターのディレクターであるキンバリ•マイヤーさんが共に考え実現した展覧会で、東日本大震災の直後からどのように日本の建築家達が活動を開始したかを振り返る内容となっています。
「東日本大震災における建築家による復興支援ネットワーク(アーキエイド)」に参集し、それぞれ積極的に被災地での復旧、復興支援活動に取り組んだ建築家の活動が紹介されています。
アーキエイドのメンバーである、阿部仁史、千葉学、貝島桃代、塚本由晴、中田千彦、槻橋修、山本理顕らの活動と、リアスーク美術館の学芸員である山内宏泰の撮影した被災地の写真の展示によって後世されています。
展覧会初日の10月25日には、MAKセンターの中庭にて、記念のシンポジウムが開催されました。
日本からは千葉学(東京大学教授)槻橋修(神戸大学准教授)中田千彦(宮城大学准教授)の3名と阿部仁史(UCLA建築都市デザイン学科長)に加え、米国内の自然災害の専門家、ジャーナリストらが参加して活発な意見交換が行われました。
シンポジウムでのレクチャーでは、被災地域の復興に向けたシンボルとしての「ながしずてぬぐい」のことや地域資源をいかした地域再生プロジェクトとして漆作家でもあり、宮城大学デザイン情報学科で共に教育活動を行っている土岐謙次先生との「ながしずうるし」についてもお話をさせていただきました。

2013年のサンフランシスコでのJ-POPサミットフェスティバルでのプロモーション、ベルリンAEDES ギャラリーでの展示に加え、国際的な舞台で多くの人に私たちの活動をお披露目する機会となっています。

会場:Schindler House 835 N Kings Road West Hollywood, CA 90069
会期:2014年10月25日〜2015年1月4日
展覧会名:Groundswell: Guerilla Architecture In Response To The Great East Japan Earthquake

会場内に展示されている「ながしずてぬぐい」と「A book for Our Future, 311」そしてコミック


写真右から、千葉学東京大学教授、阿部仁史UCLA建築都市デザイン学科長、槻橋修神戸大学准教授、中田千彦

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展覧会出展のお知らせ「ジャパン•アーキテクツ 3.11以後の建築」金沢21世紀美術館

2014年11月1日(土)より、金沢21世紀美術館で開催されている展覧会「ジャパン•アーキテクツ 3.11以後の建築」に、東日本大震災における建築家による復興支援ネットワーク[アーキエイド]の活動を紹介する展示が出展されています。
そのアーキエイドの活動の一環として、宮城大学事業構想学部デザイン情報学科中田千彦研究室が、宮城県南三陸町で行う震災復興支援活動「A Bok for Our Future, 311」のパネルが展示されています。
会場にお出かけになる機会がありましたら、是非ご覧ください。

会場:金沢21世紀美術館

会期:2014年11月1日(土) –  2015年5月10日(日)

概要:2011年3月11日に起きた東日本大震災は、建築家と建築界に大きな意識の変化をもたらしました。津波の圧倒的な破壊力に、建築物を強化するだけでは解決できない問題を突きつけられると同時に、人と人との繋がり、地域と人の関係といったソフト面からのアプローチがいかに大事かを考えさせられたのです。さらに未曾有の惨事となった原発事故はエネルギー問題に対しての意識と危機感を急激に高め、環境やエネルギーとの関係に配慮した設計が、今までに増して切実に求められるようになりました。さらにマクロに見ると、少子高齢化に向かい、住宅や公共施設がだぶつくと言われるこれからの日本において、建築家がどのような役割を果たし、どのような未来を描こうとするのか、批判と期待の両方をもって問われるでしょう。こうした社会の変化に自分なりの考え方や手法で向き合う25組の建築家の取り組みを紹介します。(美術館ウェブページより転載)

出展者:403architecture[dajiba] / 青木淳建築計画事務所+ エンデザイン / 新居千秋 / 伊東豊雄+ 乾久美子+ 藤本壮介+ 平田晃久+ 畠山直哉 / 乾久美子 / 岡啓輔 / 垣内光司 / 工藤和美+ 藤村龍至+ 東洋大学ソーシャルデザインスタジオ / 光嶋裕介 / 小津誠一+ 宮下智裕+ 松田達 / 三分一博志 / 竹内昌義+ 馬場正尊+ 東北芸術工科大学 / 東京R不動産 / ドットアーキテクツ / トラフ建築設計事務所+ 石巻工房 / 成瀬・猪熊建築設計事務所 / 西村浩+ワークヴィジョンズ / 日建設計ボランティア部 / バスアーキテクツ / はりゅうウッドスタジオ / 坂 茂 / 東日本大震災における建築家による復興支援ネットワーク[アーキエイド] / BMC(ビルマニアカフェ) / ブルースタジオ / 山梨知彦+ 羽鳥達也+ 石原嘉人+ 川島範久(日建設計)

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