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2014年4月のアーカイブ

石巻市二子(ふたご)地区まちづくり協議会でのワークショップ

中田研究室では、東日本大震災で被災をされた石巻市の3つの地区(雄勝、北上、河北)から、二子(北上川沿いで、三陸道の河北インターを降りたすぐの地域)に集団移転をされる皆さんのためのまちづくりをお手伝いしています。

2013年8月、石巻市二子(ふたご)地区まちづくり協議会の設立を機に、協議会の委員として東北大学のメンバーと協力し、移転後の生活基盤となる新しい住宅地を考えるワークショップなどにも取り組んでいます。
開発の規模はおおよそ19ヘクタール、自力再建、公営住宅と合わせて約400戸が生活の拠点を構える大きな移転計画です。

2014年4月23日(水)の午後7時より、河北総合支所にて、各地区を代表して協議会に参加されている委員の皆さん、石巻市役所の各担当者、宮城大学、東北大学のメンバーでワークショップを開催しました。
今回のワークショップでは、住居を囲む街区のありかたについての検討を行いました。
クルドサック型、クランク型、背面緑道設置型の街区の模型を用意し、1ブロック30戸を基準とした街割りを検討します。
用意した典型的な街区のパターンにそれぞれ住宅の模型を配置し、その周辺の緑地、二次的な通路などを描き加えたり、道路幅や道路線形を変更して街並についての考え方を出し合います。
4つのテーブルに分かれて議論を重ね、それぞれの検討次項を各テーブルからプレゼンテーションをしてもらいました。

ワークショップの最後で、4つの街路パターンを並べてみると、将来の街並を想起させる模型になります。

今回のワークショプで出された話題、検討次項を集約し、移転先の地域全体を見据えたマスタープランを描く作業にこれから入っていきます。
宮城大学からも院生、学部の3、4年生が各テーブルでのファシリテーターとして参加し、切実な地域の皆さんの話題を丁寧に取り上げ、模型作りのお手伝いをさせていただきました。

4つの模型を合わせてみると、街の雰囲気を感じることができます。これをモデルとして、実際の敷地にあわせながらマスタープランを描いていきます。

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新規開講科目:造形デザイン演習Ⅱの紹介

 

 

宮城大学デザイン情報学科の新規開講演習「造形デザイン演習Ⅱ」では2年生を対象に、マテリアリティーのしっかりした素材を使ってデジタルファブリケーションを体験します。素材は革、MDF、樹脂、塩ビ板、チョコレート、ホワイトメタルなどなど。バキュームフォーミングやシリコンゴムを使った型取り造形も体験します。ソフトウェア操作から機材のハンドリング、手作業によるフィニッシュまでの全ての工程をひと繋がりの技術として身につけてもらいます。また、オープンデザインを通してマス・カスタマイゼーションなモノ作りの在り方にも想いをめぐらせてもらいます。初日はまずは手始めに革の断裁から、そしてレーザー加工に群がり盛り上がる2年生たち。次週はクルスカさんをお迎えしての特別ワークショップ、中盤はFLATスタッフによる特別授業など、盛りだくさんの内容です。

担当:土岐謙次

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公開オリエンテーション「ようこそ建築学科へ!」開催のお知らせ

この4月に出版された「ようこそ建築学科へ!」(学芸出版)のイベントが開催されます。
私も内容の一部をお手伝いさせていただいた本です。
東京都内での開催ですが、興味のある方は是非お立ち寄りください。

中田千彦

日時:2014年4月19日(土)15:00−20:00
場所:カフェアリエ/新宿ホワイトハウス

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特別講義VIが本日より開講

デザイン情報学科メディア系特別講義VI が本日より開講。
初回は堀井義博先生。

他の講師に松田達先生、青木淳先生、山梨知彦先生。全ての回、映画の話。

4月18日 堀井先生   「コレオグラフィー01」
5月9日 松田先生   「空間の映画、映画の空間01」
5月23日 堀井先生   「コレオグラフィー02」
6月6日 松田先生   「空間の映画、映画の空間02」
6月20日 堀井先生 青木先生 「コレオグラフィー03」
7月4日 松田先生 山梨先生 「空間の映画、映画の空間03」
7月18日 堀井先生   「コレオグラフィー04」

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「遊殺」(高山登作)の追加制作が行われました

東日本大震災への鎮魂のため、造形作家で宮城大学理事の高山登氏が、宮城大学大和キャンパス交流棟前に2013年春に制作した「遊殺」の追加制作が行われました。
宮城大学事業構想学部デザイン情報学科の学生有志が追加制作に参加しました。

制作風景の様子はこちらをご覧ください。

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DEACDE+7ができました!

宮城大学事業構想学部デザイン情報学科の機関誌、DECADEの+7が発行されました。宮城大学設立10周年を記念し、デザイン情報学科空間デザインコースの機関誌として創刊されたDEACDEは、昨年の+6よりデザイン情報学科全体の機関誌として編集、発行されていましたが、今回、創刊号の±0から数えて8冊目の+7が無事に発行されました。
在学生の皆さんにはもとより、卒業生、大学関係者の皆さんにもお渡しできればと思っています。
宮城大学大和キャンパスの本部棟1階に今春から新設された案内所でも配布ができるよう、現在準備中です。

今年のテーマは「ENERGICO」です。音楽の用語で「元気よく、精力的な」という意味です。


表表紙とウラ表紙を連続させて並べると1枚のグラフィックが完成します。デザインは編集長のデザイン情報学科デザイン情報コース4年の小嶋さんです。

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