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2012年12月のアーカイブ

長清水番屋 II の建設現場報告

2012年の歳末、12月26日、27日の二日をかけて、南三陸町戸倉長清水の漁業の為の作業空間を建設しました。
今年始めに建築された長清水番屋(ゲンスラー小屋)に続き、海浜の船着き場近くに新たな作業空間を設置。
集成材のフレームに木製の床をはったシンプルな構造物です。浜にも近く、桜の木を囲むように置かれた建築は、どこかインスタレーションのようです。津波被災地にこのような抽象的な存在が映えるのも不思議な感じではありますが、今後は養殖漁業の拠点として地元の人に様々な形で使っていただくことになります。
新年2013年の1月にはメッシュを使用した日よけも設置されることになっています。

湾を見渡す眺めのよい場所に建つ大小2棟の木製フレーム。床をはり舞台のような設え。

担当:富沢綾子(中田研究室M2)
施工:長清水集落の皆さん、中田研究室学生

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月刊エレガンスイブ2013年1月号に「A Book for Our Future, 311」の活動がコミック記事として掲載されました

月刊エレガンスイブ2013年1月号に「A Book for Our Future, 311」の活動がコミック記事として掲載されました。

東日本大震災発災以来、研究室の学生、被災地の方々と取り組んできた復興活動がコミック化されました。
ながしずてぬぐいプロジェクト、長清水番小屋建設、高台+平地プロジェクト、その他数々のワークショップや地域の皆さんとの交流、恊働の様子が80ページにわたり紹介されています。
作画をしてくださったのは あしだかおる さん。
執筆にあたり、多くのご苦労をおかけしてしまいましたがこうしてこれまでの活動を一覧することのできる見事なコミックがしあがり、今後の取り組みへの活力にもつながることになりそうです。

(秋田書店のウェブサイトより記事の紹介を抜粋)
「<シリーズ震災>3.11 あの日を忘れない」
絶望からの再生を目指す人々を描く、迫真の長編ドキュメンタリー、カラー80P!Good Design
●あしだかおる  取材協力/宮城大学・中田千彦研究室
津波で壊滅的被害を受けた南三陸町・長清水集落。集落の高台移転に大学の研究室が取り組むことに…!!

月刊エレガンスイブ2013年1月号 (C) 秋田書店

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失われた街 3•11のための「記憶の模型」展 のお知らせ

失われた街 3•11のための「記憶の模型」展が11月29日から12月19日まで開催されています。
会場は神奈川県建築安全協会 安協サービスセンター2Fです。
この展覧会は2011年から巡回している一連の「失われた街」展の一環で開催されているものです。
師走のお忙しい中、お時間のある方は是非ご覧ください。

会期/2012年11月29日から12月19日まで 11時〜17時 会期中無休
会場/神奈川県建築安全協会 安協サービスセンター2F 横浜市中区元浜町4-36 Googleマップ

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グッドデザイン賞受賞につきまして追加ご報告

去る11月22日、東京ビッグサイトで開催されました2012グッドデザイン賞発表会におきまして、私たちのプロジェクト「A Book for Our Future, 311」へのグッドデザイン賞授与が行われました。
皆様の多くのお力添えのもと、東日本大震災の被災地への継続的な支援活動に対し、デザインを通じた取り組みとして評価していただけたことは何よりもありがたく、今後の励みとしていきたいと考えております。

グッドデザイン賞へのエントリーの際に制作を開始した冊子を、2013年1月発行予定で準備を進めております。
数に限りのある冊子になるかとは思いますが、発行の際には是非ご覧いただければと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

Team A Book 一同

賞状を手にして喜ぶ学生。(冊子編集の担当もしている学生です。卒業制作として編集作業に取り組んでいます。)

受賞対象者のために用意されたミニトロフィーが研究室に届きました。深紅のスフィアがかっこいいです。

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