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2012年4月のアーカイブ

LDSP(ライカ デジタル スケーリング プロジェクト)2 実施のお知らせ

LDSP(LEICA Digital Scaling Project : ライカ デジタル スケーリング プロジェクト)2のフィールドワーク開催のお知らせです。
2012年4月28日(土)から30日(月)の3日間、宮城県南三陸町戸倉長清水にて、LDSP2のフィールドワークを実施します。
LDSP2は、デジタル計測機器のメーカーであるライカ ジオシステムズ、建報社、宮城大学中田研究室の大学院生が共同で行うプロジェクトで、建築、土木用のデジタル計測機器を活用し、建築やランドスケープの実測を伴うデザインプロジェクトです。
前回(2010年)は、宮城県栗原市細倉の佐野炭坑住宅跡をサイトに、町並みの立面情報をデジタル写真とレーザー計測器の「ディスト」などを使って実測、VR空間に再現することを試みました。
今年はサイトを新たに設定、先の東日本大震災で被災し、津波で甚大な被害を受けた宮城県南三陸町戸倉長清水の集落のあった低地の現況を実測し、今後の復興支援プロジェクトに繋げていこうというものです。

このデータは日建設計の若手建築家達がボランタリーに実施している通称「逃げ地図」プロジェクトの長清水ワークショップでの活用も検討されています。

フィールドワークの様子は改めてご報告させていただきます。

期間中、興味のある方は是非、現地をお訪ねください。
訪問ご希望の方は事前に研究室宛のメールでご一報いただけると助かります。
nakatalab.myu@gmail.com

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『復興カレッジin仙台 建築家と考える新生東北のデザイン』ウェブで公開

3月に東北大学で収録し、4月15日に放送となりました
『復興カレッジin仙台 建築家と考える新生東北のデザイン』が、
NHKの環境動画ポータルサイト「エコチャンネル」で、4月20日より全編公開となりました。

新しい東北を作るために学びあい、語りあうためのプロジェクト「復興カレッジ」。
今回は、建築家たちによる復興支援がテーマです。
震災発生直後に、被災地支援のため結成された、建築関係者たちによるネットワーク「アーキエイド」。その中心メンバーを招き、彼らが被災地の住民たちと共に目指す、新しい東北の形について話し合いました。
司会は、俳優の関口知宏さん。出演は、小野田泰明さん(東北大学大学院教授)、福屋粧子さん(東北工業大学講師)、小嶋一浩さん(横浜国立大学Y-GSA教授)、中田千彦(宮城大学准教授)です。
(※東北地方での放送)

50分まるまるご覧になれます。東北6県以外の方もアクセスして頂ければ幸いです。

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TOTO出版より「311ゼロ地点から考える」発刊のおしらせ

この度、TOTO出版より「311ゼロ地点から考える」発刊されました。
昨年、ギャラリー間で開催された展覧会「失われた街」展の記念シンポジウムの様子を収録した本です。

アーキエイドの活動を紹介するセッションにて、南三陸町の長清水地域で取り組んでいるプロジェクト「A Book for Our Future, 311」についてお話をさせていただきましたが、その時の内容が紹介されています。その他、長清水地域の高台移転計画を共にお考えくださっている建築家の青木淳氏も同じセッションにてお話をしてくださいました。その内容もあわせて掲載されています。

311ゼロ地点から考える
内藤 廣・原 研哉=監修
TOTOギャラリー・間=編

定価2,520 円(本体=2,400 円+税)
2012年3月30日発行
A5判(148×210mm)、上製、226頁
ブックデザイン:原 研哉+中村晋平+大橋香菜子
ISBN 978-4-88706-326-6

展覧会 311失われた街展

プロローグ――内藤 廣・槻橋 修・原 研哉

「失われた街」の復元模型展示

311 SCALE

311失われた街展を観て

シンポジウム 311ゼロ地点から考える

基調講演「建築に何が可能か」――原 広司

ArchiAid:建築家による復興支援ネットワーク
――小野田泰明・青木 淳・中田千彦・小嶋一浩・藤村龍至・原 研哉

再生:建築にできること
――妹島和世・隈 研吾・山本理顕・伊東豊雄・内藤 廣

総括――内藤 廣・原 研哉

「失われた街」の復元模型展示:模型制作者一覧

クレジット

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「RESET 11.03.#New Paradigms」展へのパネル出展のお知らせ

3月8日から31日まで24日間、バルセロナの中心部に位置しますカタルーニャ建築家協会の展示スペースにて、
「RESET 11.03.#New Paradigms」と題した東日本大震災に関する日本建築展が開催されました。
本展覧会は、情報の伝わりにくい海外にて、被災地の状況や、企業、団体、個人など建築関係者が関わってきた様々な規模の復興計画を紹介することを目的に、
昨年夏にサンパウロ、ブエノスアイレスにて開催された同展覧会の拡大版となります。
震災後一年の区切りとして、復興に関わる大小規模のなるべく多くの事例を紹介しています。

本展に、中田研究室の復興支援プロジェクト「A Book for Our Future, 311」ならびに青木淳氏、西澤徹夫氏らとともに進めている「TAKADAI PROJECT」の紹介パネルを出展させていただいています。

日本現代建築展覧会
東日本大震災から1年
2012年3月8日から2012年4月14日 / カタルーニャ建築家協会、バルセロナ本部 (住所Plaça Nova, 5, 08002, Barcelona)

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NHK Eテレ放送の 復興カレッジin仙台「建築家と考える 新生東北のデザイン」の放送日決定のお知らせ

NHK Eテレ放送の 復興カレッジin仙台「建築家と考える 新生東北のデザイン」の放送日が決定しました。

2012年4月15日(日) 後3:00~3:50
Eテレ 東北ブロック(東北6県)

東北地方限定の番組ではありますが、中田研究室で取り組んでいる南三陸町戸倉長清水での支援活動を「アーキエイド(東日本大震災における建築家による復興支援ネットワーク)」の様々な活動の一環として取材していただき、仙台市内での公開収録での座談会(小野田康明先生/東北大、福屋粧子先生/東北工大、小嶋一浩先生/横浜国大YGSA)での議論も交えた番組として放送していただくことになりました。

是非、ごらんください!

ウェブでの動画公開

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