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2011年2月のアーカイブ

紫山デザインセンター2

2月24日の様子。この奥ではインタラクティブな映像作品が仕込み中。どんどん活動が増えていっています。

傍らでは茅原研究室の遠足ゼミも開催されていました。Maxで検出した手拍子のタイミングをOSCで各パソコンのProcessingに送信して、パラパラアニメを動かす実験中。

紫山デザインセンター

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紫山デザインセンター

ラボというか、ファクトリーというか、ウェアハウスというか。とにかくだだっ広くてわくわくする空間が、毎日変化していってます。とりあえずあさって27日まで。どなたでも入れます。入場無料。写真は、今回「発掘」された才能、4年生高橋くんによる自主プロジェクト。雨の日が待ち遠しくなるすてきな作品です。

紫山デザインセンター

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PdでMIDI(その1:Pdでドラムを演奏する)

  • 投稿者: 茅原 拓朗
  • 2011年2月18日 19:02
  • MIDI | Pure data

PdでMIDI(その1:Pdでドラムセットを演奏する), originally uploaded by design informatics, myu.

オープンソースのデータフロープログラミング環境であるPure Data(Pd)を使ってMIDI信号を送受信するための方法を解説します。

MIDIについて少々:MIDI(Musical Instruments Digital Interface)とはコンピュータや電子楽器などの間で主に演奏情報をやりとりするための通信上の取り決め(プロトコル、と言います)のことです。狭い意味での演奏にとどまらずたとえば通信カラオケなど非常に広い範囲で使われています。

チャンネル・ノートナンバー・ベロシティ:PdはこのMIDIプロトコルの送受信が簡単にできるのですが、ここではとりあえず手始めにPdからパソコンに内蔵されているドラム音源をならしてみます。そのための準備としてMIDIについて3つだけ理解しておいてください。
まずは「チャンネル」です。チャンネルはMIDI信号を送受信する際の「宛先」のようなものです。送信側と受信側のチャンネル番号をあわせることで信号のやりとりができるようになります。チャンネルは基本的に16まで使えます。音楽的な観点でいうとチャンネルは「パート」や「トラック」の区別に相当するものだと考えてよいでしょう。ここではチャンネル「10」を使います。10番は特別なチャンネルで、このチャンネルを使ってならす音源としてデフォルトでドラムセットが割り当てられています(他のチャンネルはデフォルトではすべてピアノになっていると思います)。
もう一つは「ノートナンバー」で、これは音の高さ(音程)のことです。ただし、ドレミファソ・・ではなく、ピアノの鍵盤の低い方から順番に割り当てられた番号(21〜108)で音程を識別します。たとえば中央のドレミファソラシドは「60 62 64 65 67 69 71 72」となります(黒鍵の部分が一つ飛びになることに注意!)。ドラムセットをならす場合もノートナンバーを使いますが、その場合は音程ではなく打楽器の種類が識別されます。通常「36」がバスドラム(ドン)、「38」がスネアドラム(タン)、「42」がハイハット(チッ)に割り当てられているので、これらをならしてみましょう。
3番目が「ベロシティ」で、これは音の大きさ、つまりノートナンバーで指定した音程(あるいは打楽器)をどのくらいの音量で鳴らすかを指定します。0〜127の値で指定し、127が最大音量です。

準備:Pdを立ち上げて「Media」メニューから「MIDI settings…」を選択してダイアログを開いてください。このダイアログの「output device 1」の右側のポップアップメニューをクリックすると「Microsoft GS Wavetable Synth」(多少名称が異なるかもしれません)という選択しが見えると思うので、これを選択して「OK」してください。「Microsoft GS Wavetable Synth」というのはwindowsに内蔵されているソフトウェア音源のことで、この設定でPdと音源が接続されPdから送りだしたMIDI信号がwindowsの内蔵音源に届くようになります(Macの人はMIDI settingsから内蔵音源が直接見えないので別途解説します)。

Pdパッチの制作:上図の通りパッチをくんでください。[noteout]は音をならすためのMIDI信号を送信するためのオブジェクトで、アーギュメントがMIDIチャンネル番号となります。ここではドラムを鳴らしたいので「10」です(第3インレットからの入力で指定することもできます)。この[noteout]の第1インレットにノートナンバーをメッセージとして渡してやると、そのノートナンバーに相当する音程(ここでは打楽器)の音がなります。ここではバスドラム、スネアドラム、ハイハットをならすための各ノートナンバーメッセージが、[key]と[select]オブジェクトを使って検知されるパソコンのキー入力をトリガーとして[noteout]に送られるようにしました。「b(キー番号=98)」がバスドラム、「s(同115)」がスネアドラム、「h(同104)」がハイハットです。[key]のアウトレットに接続したナンバーボックスでキー番号を調べることができるので、好きなキーにカスタマイズしてください。また、どのキーが押されたときもベロシティ「100」が[noteout]の第2インレットに入力されるようになっています。パソコンのキーを使った簡単なドラムパッドで遊んでみてください。

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卒展会場風景5



卒展会場風景5, originally uploaded by design informatics, myu.

中田千彦
宮城大学 事業構想学部

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卒展会場風景4



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中田千彦
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卒展会場風景3



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中田千彦
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卒展会場風景2



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中田千彦
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卒展会場風景1



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中田千彦
宮城大学 事業構想学部

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宮城大学卒展がせんだいメディアテークで始まりました



宮城大学卒展がせんだいメディアテークで始まりました, originally uploaded by design informatics, myu.

せんだいメディアテークの5階で始まりました。
会期は23日午後1時まで!

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【2月17日13:00〜】SSD成果報告シンポジウム

宮城大学からも大学院生が参加している、せんだいスクール・オブ・デザインの最初の成果報告シンポジウムが、2月17日にメディアテークで行われます。せんだいスクール・オブ・デザインは、東北大学をベースにしつつ、社会人クリエイターとデザイン系大学院生が地域の課題に基づいたプロジェクトに共同で参画することで学びあうプロジェクト駆動型の開かれたデザイン教育の場です。卒制展の搬入設営の手をしばし休めて、新しい学びの形を目撃しましょう。

せんだいスクール・オブ・デザイン 2010年度秋学期成果発表シンポジウム

2月17日13:00〜 SSD成果報告シンポジウム, originally uploaded by design informatics, myu.

写真は、成果報告に先立って行われたSSD学内講評会の様子(宮城大学からは中田さんと茅原がゲストクリティークとして参加しました)。真ん中はSSD校長の本江さん。

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