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【プログラムレポート03】DG#02「畠山直哉 写真展 まっぷたつの風景」をかたちづくるーその1

  • 投稿者: 中田 千彦
  • 2016年10月13日 10:00
  • 未分類

講師:清水有(せんだいメディアテークキュレーター)
日時:2016年10月13日(木)19:00
場所:せんだいメディアテーク

①せんだいメディアテーク館内見学について
・屋上…地上から約30m。一般に公開している場所ではないため手すりや柵は簡素なもので、隣接するビルなどもないため、仙台の街並みが360度見渡せる。
・7階…スタジオと呼ばれる。『考えるテーブル』など、小規模なワークショップや展示を行えるほか、小さめの丸テーブルがいくつも設置されており、自習する学生や、パソコンで仕事をするサラリーマンの姿が見られた。考え事に集中できそうな、静かで落ち着いた空間だった。小規模なギャラリーもあってレコードの展示をしていた。
・6階…可動式のパネルによって区切られるギャラリー。間仕切りを全て取り払うと1フロアがそのままホールになるため、体を動かすワークショップや音楽会などを行うことも可能。天井は他のフロアよりやや高い。
・5階…6階と同じような内装のギャラリーだが、天井はやや低く、間仕切りのパネルも可動式ではない。写真や絵画などの展示会向き。
・3、4階…図書館。4階は中2階であるため、5階から階段を下りてくると3階になる。照明は、光が真上に向かってから天井に反射し空間全体を柔らかく照らす『UFOシャンデリア』と呼ばれる特徴的な照明。空間全体が柔らかな乳白色になっていて(白熱電球特有の乳白色っぽい光。近々LEDに取り換えられるらしいので印象が変わるかもしれない)、白い棚や壁に赤を基調としたソファーの置かれた落ち着いた空間。3階から見た天井は約5mあり、蔵書の量は多いが開放的な印象。
・2階…児童図書館や映像音響ライブラリーがある。曇りガラスのようなものが壁になっていて、壁の向こうに人の気配を感じられるが、誰が何をしているかなど詳細までは分からない程度なので、それぞれの活動に支障は出ない。
・1階…定禅寺ジャズストリートフェスティバルなどで使われるステージ空間(オープンスクエア)、土産物などのグッズショップ、学食風のカフェがある。催し物が行われることを考慮した広い空間のため、上の階に比べるとだだっ広くてがらんとした印象が強い。
・地下1階…薄暗く青っぽい地下駐車場。白を基調とした明るい地上階とは対照的で、やや不気味に感じられる。仮面ライダーの戦闘シーンなどに適していそう。

私は仙台市青葉区で生まれ育ったが、せんだいメディアテークには昨年、先輩方の卒業制作展を見学しに訪れたのが初めてだった。その時は小一時間ほどしか滞在できなかったため、今回の館内見学は非常に興味深いものだった。

②畠山直哉展について
 畠山直哉氏は世界的な写真家で、せんだいメディアテークとは、メディアテーク建設の際に施工現場でカメラマンを務めたなどの繋がりがある。
岩山の爆発の瞬間に飛散する岩石をぶれることなく切り取った静止画のような写真や、夜の幹線道路を直線に見下ろす地点から、シャッターを開けたままにして撮った赤い光の川のような写真、草地にできた大きな水たまりに、鏡のように映り込む木と空の写真など、風や音を感じさせない、凪のような写真が作品として多く出回っている。
 ヨーロッパの風景を中心とした写真が有名だが、岩手県陸前高田の出身で、東日本大震災以降、陸前高田の被災の様子や復興の様子などを記録している。震災の津波でご家族を亡くされているというお話のせいか、被災した陸前高田を撮った写真には、凪のような風景から、そこで起きた現実が平面を飛び出し迫ってきて胸の奥を突かれるような、無色透明な迫力が感じられる。

デザイン情報学科3年
齋藤涼香

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南三陸町長清水「ながしず番屋」解体工事完了のご報告

南三陸町長清水「ながしず番屋」解体工事完了のご報告です。

このたび、南三陸町長清水の「ながしず番屋(通称:ゲンスラー小屋)」が、長清水海浜の防潮堤建設に伴う工事のため解体されました。
2012年(平成24年)の春、多くの皆様からのご支援により、南三陸町戸倉長清水の方々と共同して建設し、その後地域の漁業産業の再生にお役立ていただいた「ながしず番屋(通称:ゲンスラー小屋)」は、沿岸を走る国道との共用による防潮堤の建設工事のため解体され、一時撤去をすることとなりました。
解体工事作業は2015年(平成27年)4月18日(土)の10:00に開始され、4月21日(火)の15:00に無事完了いたしました。

「ながしず番屋」は、ゲンスラー社様、株式会社シェルター様、その他多くのお力添えと宮城大学中田研究室の学生達、長清水の地域の皆様との共同により建設されました。

「ながしず番屋」が建設されていた用地は集落のみなさんの共有の土地であったことから、建設当時は長清水のみなさんのご理解とご協力を得て、ここに産業再生と地域コミュニティー再建を目的とした共同施設をつくることとなり、養殖ワカメの収穫や加工作業の基地として、これまで大切に使っていただいておりました。
その後、復興事業の進捗に伴い、2015年から着工の防潮堤の建設工事にかかる仮設道路の用地としての利用がきまり、工事完了までの期間、一時解体と建材の保存をすることとなりました。
使用されておりました材につきましては隣接する「長清水番屋Ⅱ」内にて保管しています。
また、屋内に収納ができない長尺の梁の材料のみ,現在養生の上、屋外で保管しています。

今後、長清水の海浜周辺の復興事業が進む中、改めて作業生活基盤の再建時魚の一つとして、この「ながしず番屋」が再生、再建されることを願っております。
その際には、また皆様と力を合わせて取り組みたいと思います。
ここに感謝の気持ちを込めまして、ご報告をさせていただきます。

工期  :2015年(平成27年)4月18日(土)の10:00〜4月21日(火)15:00完了
保管場所:「長清水番屋Ⅱ」内にて保管(一部、長尺の梁の材料のみ養生の上、屋外で保管)
施工業者:ネクステージ(仙台市宮城野区新田5丁目5-46)

解体前の「ながしず番屋(通称:ゲンスラー小屋)」の勇姿


解体に先立ち、足場を組みます。写真右手の水門も仮設道路の工事に伴い解体撤去される予定です。

屋根材を外します。地元の業者さんが復旧事業の忙しい中頑張って施工してくださった屋根です。

野地板がはずされ、外装の断熱パネルも綺麗に撤去されます。

集成材を活用した構造体が露わになると、2012年当時の上棟式の情景を思い出させます。

構造材を一つ一つ解体します。KES構法で作られているので、接合部のピンを抜いて解体です。

おおよその材料が解体されました。小ぶりな材料は「番屋II」に保管します。

基礎だけになりました。この基礎も皆で力を合わせて作業をしました。今後、大きな土木工事が始まります。長清水集落の新たな風景が創出されるまでまだ時間はかかりますががんばりましょう。

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材料実験室レーザーカッター予約状況

  • 投稿者: 土岐 兼次
  • 2013年1月18日 15:15
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材料実験室レーザーカッター予約について

・初めて利用する場合は、必ずレクチャーを受けること。レクチャーの受付は土岐(toki@myu.ac.jp)まで
・レクチャーは希望者のある場合、基本的に月曜日18時より行います。
・利用希望者はまずはGmailアカウントを取得して下さい。
・アカウントが取れたら土岐宛にアカウントをメールでお知らせ下さい。すでにアカウントがある場合はお知らせ下さい。予約カレンダーの共有登録します。
・共有登録が済み次第連絡します。その後、ここをクリックして予約カレンダーを開きます。
・利用したい時間帯を予約します。名前を忘れずに。
・1人1回1時間とします。1時間以上の連続稼働はできません。機材冷却とメンテナンスのため、各予約は必ず30分のインターバルを取って下さい。
・土日祝日は使用できません。
・21時〜翌8時までは機材の休止時間とします。

現在の予約状況

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デザイン情報演習Bブリコラージュ課題参考

  • 投稿者: 土岐 兼次
  • 2011年6月16日 14:27
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デザイン情報コースサイトを開設しました

  • 投稿者: 茅原 拓朗
  • 2011年2月2日 08:36
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コースのポータルサイトとして、関連する様々な活動をアーカイヴし、内外に向けて情報提供・発信を行います。

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