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デ情演習Bのアーカイブ

デザイン情報演習B 【作る技術】課題 「Fab x ○○」

本年度のデザイン情報演習B 【作る技術】課題は、デジタルファブリケーションを技術基盤として、人がハッピーになる「モノ」を制作しました。Fablab Kamakuraから渡部ゆうかさんをお迎えして、デジタルファブリケーションをめぐる「今」についてお話頂いたあとに、奇想天外?なテーマに沿って作品を制作しました。「考えること」と「制作すること」の垣根が無くなり、情報が物質として表出するようなデジタルファブリケーション環境で、どんなモノが生み出されるのか?如何に問題が読み解かれるのか?ということが、共通の関心でした。全12チームの作品は、制作過程やディスカッションの様子も含めて、各チームのウェブサイトからご覧頂けます。
01サブカルxアウトドア
02塩竃x大実験
03ペットx仮面舞踏会
04花火x影
05神xお泊まり
06秘密基地xおもてなし
07.おじいちゃんおばあちゃんxイメチェン
08.日本伝統×破壊衝動
09.墓石x3秒後の世界
10.未来×靴下
11.小学校x笑顔
12.さみしい女×宝探し

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カッティングプロッターを使ったランプシェード制作

今年の3年生デザイン情報演習B「作る技術」パートではカッティングプロッターを使ったランプシェード制作です。からっと気持ちのいい季節、外に出て緑豊かなキャンパスで「木漏れ日」を観察してその特徴をいかしたデザイン、というのがテーマ。材料はケント紙と厚手のトレーシングペーパーのみ。本日はまずはカッティングプロッターを使ってみよう、ということで各自データを試し切り。あちこちで「をを〜!」という歓声が。「こんなの手で作れない!すごい」というのが共通の感想。でも、もの作りはとにかく「手」を動かさないとなにもできないので、ひたすら切ったものをあれこれ実際に組み合わせてみて、いかにして「木漏れ日」が表現できるか、みなさん試行錯誤の3時間でした。

この課題ではデジタルデザイン手法による精密性と、紙の特性や手業による造形の冗長性を組み合わせて、さらに光と影を意識しながらデザインを行うというのが大きなテーマです。技術としてはデジタルファブリケーションの基本と言えます。先週、慶應大学SFCの田中浩也先生の特別講義の影響もあってか、いつにも増して「つくる」モードの高い1日でした。

 

 

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第6回金の卵オールスターデザインショーケース出展中!

 

 

 

 

 

 

AXISギャラリーで開催中の「第6回金の卵オールスターデザインショーケース」にデザイン情報学科3年生の精鋭たちが作品出展しています。

今回のテーマは「日常/非常 ハイブリッド型デザインのすすめ」。会場には1,000を優に超える小さな生き物たちが展示されています。その圧倒的な数によるインパクトは、被災地の学生たちの前向きなパワーと復興に向けてのエネルギーを私たちに感じさせてくれます。そこには、勇気や希望を与えたいという彼らの気持ちが込められています。また避難所などで活躍するスリッパの見事なトランスフォームを提供する立体造形も展示しています。殺風景な避難所に柔らかな優しい造形で人々の気持ちを和やかにしてくれるでしょう。

会期は9月4日まで。会期中には学生自身によるプレゼンテーションも予定されています。是非お運び下さい。

http://www.axisinc.co.jp/publishing/exhibition/201108.htm

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デザイン情報演習B紹介図書#2

われわれの世界を媒介するもの(=メディア)の変遷と進化によって知覚・環境・社会が改編されていく未来に向けた各分野気鋭の研究者の論考を集めた一冊。

以下本文より一部抜粋

『…デジタル技術の進展により、(中略)各ジャンルごとの進化を遂げたわけだが、それと同時に、「情報デザイン」という、文字も画像も映像も音楽も等価に扱うような、統合的なデザインドメインも生まれてきた。「コミュニケーションデザイン」や「インタラクションデザイン」も、同様にメタな視点を持つ横断的なデザイン活動である。テクノロジーによって、過去の枠組みがいったん解体され(もしくは前提が問い直され)、常に新しい枠組みへとハイブリッドに再編成されていく
それに倣えば、おそらくこれから10年は、玩具、服飾、家具、建築といった区分けはいったん括弧に括って、むしろ、小さなものから大きなものまでを統合的・連続的に扱う、スケーラブル(拡大縮小可能)でカテゴリーレス(分類不問)なデザインを構想することが大事になってくるのではないかと思う。そして、そうした発想に基づくものづくりは、新しいエコロジー概念と繋げることもできる。』

特に第一章は「情報を物質化する」というテーマで、ものづくりの現在から未来を見通した新常識についての論考。土岐的には専門にかなり近い分野で、著者の田中浩也氏(慶應義塾大学SFC准教授)とも連携して課題を充実していく予定です。

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デザイン情報演習B紹介図書

デザインの生態学

http://tinyurl.com/yf3bace

 

アフォーダンス 新しい認知の理論

アフォーダンスー新しい認知の理論

http://tinyurl.com/425ksjo

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2011年ヤマハ(株)デザイン実習参加決定!

2011年ヤマハ(株)デザイン実習参加決定!

例年デザイン情報演習4(来年度からはデザイン情報演習Bとなります)の特別講師をお願いしているヤマハ(株)デザイン研究所の「かたち研」の方からデザイン実習参加者推薦の依頼があり、学内一名枠として3年生の小室リサさんを推薦したところ見事一次審査を通過して2月末に浜松の本社で一週間にわたって開催されるデザイン実習に参加することが決定しました。この実習はヤマハ(株)から直接依頼があった大学のみ参加できるもので、宮城大学デザイン情報学科も他のデザイン系大学とならんで学生の能力が評価されつつある証と言えると思います。選考の際も上位で通過したようで、「美しい表現でした」とのこと。課題は「写真立て(フォトフレーム)」のデザインでした。実習には様々な美術系・デザイン系大学の学生が参加します。そこで得られる経験を持ち帰ってもらうことで、我々のデザイン能力の位置づけがよく分かることでしょう。また、普段大学の中だけでしか相対的な評価を考えられませんが、今後はこうした外部と我々との相対的なの位置づけを知るよすがともなることでしょう。いずれにしろ、各方面で学生諸君のデザイン能力は評価されつつあります。今回の一件はその象徴と言えるものです。今後もこうした情報はどんどん提供していきますので、いつでも力を発揮できるように腕を磨いておいて下さい!

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