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【プログラムレポート01】LC#01ピーター・マルコ_レクチャー

  • 投稿者: 中田 千彦
  • 2016年7月3日 15:51
  • C-IAM | 活動

LC#01ピーター・マルコ_レクチャー

PETER MARCO Poster Exhibition, Lecture ーポップアートがつなぐ世界と日本ー

講指:ピーター・マルコ
日時:2016年6月28日 10:30〜12:00
場所:宮城大学対話キャンパス本部棟2階大講義室
作成者:事業構想学部デザイン情報学科3年 坂本英恵

 

アメリカ、ニューヨークを拠点にアメリカンポップアーティストとして世界で活躍されているピーター・マルコさんがご来校されました。「ポップアートがつなぐ世界と日本」というタイトルで、ご自身のこれまでの活動を中心にお話してくださいました。ポップアーティストということで、絵を描くことを軸に活躍されていることを想像していたところ、最初の話題は、東京に滞在されたときにつくったというミュージックビデオについてでした。歌ったり、日本の伝統を体験したり、学生と挨拶をしたり、想像していたものとは違うものでした。「ポップアーティストとは、絵を描くだけでなく、歌手や俳優、ライター、映画監督だってやる。」とマルコさんは語られました。

これまでのフィリピンやUAEでのプロジェクトのほかに、日本では石巻や仙台空港など宮城の被災地を中心としたプロジェクトでのお話もあった中で、マルコさんが何度か繰り返していたのが、現地で辛い経験をした、もしくは今もしている人たちを喜ばせたい、元気づけたいという思いでした。

マルコさんがポップアーティストになろうと思ったきっかけは、「絵を描く楽しさを知ったから」、「とにかく楽しむことが自分のモットーであり、主張したいことである」とおっしゃっていました。

マルコさんのレクチャーや作品、また、ふるまいから、そのモットーがとても感じられました。明るく、温かい人柄で、それは作品からもそんな印象を受けます。鮮やかな色使いで、見る人たちもポジティブな印象を持てる作品だと感じました。

マルコさんの作品やその思いから表れる笑顔によって、そこにいる人は笑顔をもらい、元気づけられ、またその姿からマルコさんが元気をもらう。そういう素敵な循環がおこっているのではないかと感じました。

貧困が問題視されているフィリピンの地や、宮城の被災地へ自ら足を運び、現地の人々を元気づけるために活動を行うマルコさん。被災地域への活動における拠点、中心地で学ぶ学生として、彼の姿勢から学んだことを活かしたいと感じました。

 

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